『トチノキの実を食べる』 金田訓子 (八戸市立白銀南小学校 6年生)
八戸市の是川中居遺跡、南側の低いじめじめした場所から土器とともに、
木製の弓、くしやうで輪、木をくりぬいたおわんなど植物質遺物がまと
まって出土した。平成15年7月6日、現地説明会があり、「水さらし
場」を見学した。出土した中には、トチノ実のからなどもあり、トチノ
実をアク抜きして、食べてみる事 にした。保存したトチノ実を使用。
3回熱湯に入れ、皮をむいて3日以上水にさらしたトチノ実を木灰で煮
て、また水にさらしてデンプンをしぼりだした。トチノ実は、食料とし
て食べるのに1週間位かかり、手がかかる仕事だった。